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卵子ドナー体験談 その4

卵子ドナー体験談 その4 2012年9月

2012年9月の体験談

2012年9月に卵子提供を体験 滞在17日間

卵子ドナー

A型の卵子提供者(エッグドナー)の体験記 2012年9月

 

この度は結果的には卵子の提供ができませんでしたが、皆様に知っていただきたく、体験談を書かせていただきます。他のエージェントでの採卵経験があるため、参考になると思いますので、比較した形で書かせていただきます。

 

・・ドナーを登録したきっかけ・・

 

 私はこれまでに一度、韓国の他のエージェントにて卵子の提供を行ったことがあります。
その時のきっかけとしては、アメリカに住む友人が不妊治療の末、卵子提供を受けたと告白してくれた事からはじまります。
当時、私にとって不妊治療とは未知の領域でした。と言いますのも、私自身、子供が2人いるからです。
こんな事を言うと、今現在不妊治療に励んでいる皆様に批判を浴びるかもしれませんが、私に限らず不妊治療に関して何も知らない方々が大勢いらっしゃるのは事実です。そして不妊治療に悩んでいる方々が集うサイトや掲示板を見て、出産経験のある私だからこそ力になれる事がある、と、韓国での卵子提供を行いました。
そこでの詳細は以下書かせていただきますが、採卵結果は60近く採れました。数が多く採れた事に感謝されました。
それから二年近く経ち、この度はこちらのタイランドIVFサポートセンターにてドナーの登録をいたしました。

 

・・2回目なのに何もわからなかった自分・・

 

日本で血液検査をし、問題もなく渡航しました。
生理の翌日、タイで採卵を行う病院へ出向き、今回が2回目だと言う旨を伝え、先生との話が始まりました。
「韓国では、どの様な薬を注射しましたか?また、何mlからはじめましたか?」
と先生聞かれ、韓国では自己注射ではなかった事、どのくらい注射したか知らされていないと伝えました。
2回目の採卵のはずが、1からのスタートと同じ状況になり、経験が意味なかったのかな、と思いました。
思い返せば、韓国では毎朝病院に出向き、看護師らしき方に注射を打たれ、先生と話をする機会がそんなになかったように思いました。
タイでは、病院に出向いた時には必ず先生とお話する事ができ、また、飲み物のサービス、無料の無線LAN等、とても環境が整っていました。

 

・・自己注射開始、点鼻薬開始・・

 

 先ほども記したようにタイでは自己注射で、それに加えて点鼻薬があります。実は韓国では注射のみだったので、点鼻薬は鼻がツーンと痛くならないのか、不安でした。が、この点鼻薬こそ、後に私の運命が決まるのです。
点鼻薬について先生に説明を求めた際、韓国ではしなかったのかと驚かれてしまいました。この点鼻薬、ある特定のホルモン値を正常に保つ(あがったホルモン値を下げる)作用があり、採卵の際に重要だと聞かされ、驚きました。点鼻薬はまったく痛みも無く、順調に進んでいるかの様に思えました。

 

・・ホルモン値が下がらない!!・・

 

 卵胞の発育状況を診ていただくため、病院へ行き、血液検査をし、結果を待っていました。ここでは血液検査が1時間で分かるので、日本みたいに数日待つ必要がなく、その場で現段階の状況を教えていただけます。
エコーにて卵巣を診てもらうと、たくさんの卵胞が育っており、先生も驚かれておりました。
私は卵子が多い体質=役に立てると思っていたので、喜んでいました。しかし・・・血液検査の結果が出て、驚くべき事を聞かされるのです。

 

「あるホルモン値が異常なまでに高い。韓国ではどのくらいのホルモン値でしたか?」

 

何の事をおっしゃっているのか分からず、韓国ではホルモン値など知らされていない旨を伝えました。
すると先生は驚いた顔をされ、聞いてみると、患者にホルモン値を知らせないのはありえない事だと言うのです。

 

そして先生はすかさず聞きました。
「韓国で採卵した時、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)にならなかったか?」と。

 

なるのが当たり前、と聞かされていたので、今回もOHSSになるものと思って渡航し、私は腹水がたまっただけだったが韓国で別の子は出血が止まらなかった子がいて、それもあると聞かされていた、と伝えました。
「OHSSは必ずなるものではなく、なる可能性があり、それを回避するために私達は努力している」とおっしゃっていただき、そこで気づいたのです。私が韓国で行ったのは、ドナーの危険性を考えず、ビジネスのために、採卵のためだけに行われていたのではないかと言う事を。

 

・・採卵中止!!!・・

 

 私の場合、少量の薬ですぐに効いて、卵胞がすぐに育ってしまい、それが必ずしも質のいい卵胞とは言えず、だからと言って質の良さだけを求めるとホルモン値を無視することになり、こちらの病院では、採卵よりもドナーの身体が第一と言う考えでしたので、OHSSを招きかねないホルモン値を下げるため、点鼻薬の回数を増やし、膣座薬も行い、さまざまな手をつくし、あとは採卵を待つのみ、と言うところまで来ました。
が、夕方に先生から連絡があり、採卵は中止になったと伝えられました。理由は、やはりホルモン値が高く、危険を伴う手術は私や私の家族を思うとできない、と言う事でした。
採卵は中止して、もう病院にも行かなくてもいいけれど、私のホルモン値、体調が心配だから、帰国までに1度病院に来てほしい、とおっしゃっていただき、驚きを隠せませんでした。
なぜなら、韓国ではホルモン値が高すぎたのを先生は知っていたとしてもドナーに伝えず、採卵して2日で帰されてしまい、何かあったら日本の病院でみてもらいなさい、と言われ、つまりビジネスが終わったら用済み、と言う扱いだったからです。

 

・・帰国まで・・

 

 採卵が中止になってしまい、1週間近く何もする事もなく、逆に用済みが居てもいいのかと言う、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
が、朝起きると、いつもの様に朝食があり、夕食時には横須賀社長と会話に華を咲かせている自分がいたのです。
用済みである自分を、邪魔者扱いもせず、親切に、むしろ身体を心配してくださったスタッフの方、病院の方々に、感謝の気持ち以外何を言えばいいのかわからない次第です。
そして帰国の日が来てしまい、夢のようなあっと言う間のタイ滞在で、寂しくなりましたが、みなさまのあたたかさは忘れません。

 

・・タイでの過ごし方・・

 

 私は、オフィスにあるゲストルームに滞在していました。とてもアットホームなオフィスです!
朝・昼・晩すべて食事がでて、至れり尽くせりで、だからと言って気兼ねする事なく、部屋には無線LANもありますので、快適としか言い様がない環境でした!

 

特に私が個人的に書かせていただきたいのは、横須賀社長の知識の豊富さです!
食後でもずっと会話していた事もあり、こんな話があるよ、と、ふたりでiPadを開き、情報交換、楽しい話、奇怪な話(笑)、アプリの情報etc、とにかく、タイで退屈する事が1日もありませんでした!

 

コンビニも近くにあり、オフィスから鉄道の駅までタクシーで日本円にして300円以内で行けて、便利さ極まりなかったです。
私はオフィスでの滞在があまりに快適だったので、ほとんど外出せずお話したり、部屋でDVDを見たりしていましたが、本当にあっと言う間に時間がすぎてしまいます!
一人が好き、と言う方でも、部屋に無線LANがあるので、パソコンやタブレット、スマホがある方は快適に過ごせると思います。

 

・・最後に・・

 

これから卵子提供をしようと迷っている方、私は本当に特別なケースだったので、「私も採卵できないかも」と、不安にならないでください!
他の方のホルモン値は普通でしたので、本当に特別なケースだったので、ご安心ください!こちらでは、本当に細かく説明していただけます。私は不妊に悩むご夫婦を助けてあげる事はできませんでしたが、是非、力になってあげてください。
またお役に立てなかったにも関わらず、謝礼を10万円もいただき、本当にありがとうございました。

 

最後になりますが、横須賀社長、ならびにスタッフの皆様、病院の皆様、最後までお気遣いいただき、本当にありがとうございました!!

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